久々の更新となります。2009年の年末にいったんレッスンをすべて休学しました。理由は仕事が忙しくなりすぎて練習時間がまったくとれず、練習しない状態でレッスンに行ってもストレスがたまるだけだったからです。楽しいはずのジャズのレッスンもこれでは本末顛倒だと思い、いったんリセットすることにしました。。しかしながらレッスンという強制力を失うと、自宅で時間を見つけてはポツポツと気ままに弾くといった感じになりました。仕事がようやく落ち着いた2003年2月現在、もう一度レッスンに通うかこのままお気楽に気ままに一人で弾くのを楽しむか迷っています

またまた仕事が忙しくなって暫くピアノは月2回のレッスン(それもほとんど練習せずに行ってその場で適当に弾く感じ)のみ細々と続けていましたが、最近ちょっと時間に余裕ができました。そこでまた新しい曲を始めようかな・・・と青本をペラペラめくって「TheShadowOfYourSmile(いそしぎ)」に決めました。元々暗い曲・スローテンポな曲はあまり好きではないのですが、この曲はメロディー(と歌詞も)に惹かれてます。ベタベタの辛気臭い曲にしたくないのでミディアムテンポのボサノバでできるだけきれいなメロディでアドリブを考えていきたいなと思います。
参考音源はコチラ

いそしぎ?ベスト・オブ・ジャズ・ピアノ

いそしぎ?ベスト・オブ・ジャズ・ピアノ

演奏は絶対無理なので雰囲気だけですが・・・(^_^;)

SpeakLow関連



ビルエヴァンスの初リーダーアルバムだそうです。お目当てのSpeakLowはテーマがちょっと凝った感で演奏されています。基本的にビバップ調でアドリブもシンプルで悪くないのですがなんとなくピンとくるものがないのであまり聞き返していません。



スピーク・ロウ (紙ジャケット仕様)

スピーク・ロウ (紙ジャケット仕様)


ハンクジョーンズのSpeakLow。テンポも好きな感じでかっこいい演奏なのですがアドリブが難しくて自分の演奏の参考になりません・・。


恋のためいき

恋のためいき


ギター・ベース・ピアノのドラムレストリオですが、この演奏でSpeakLowを聞いて好きになり今回選曲しました。ドラムレスな分、ベースの力強い4ビートランニングがいい感じです。

スピーク・ロウ+3

スピーク・ロウ+3

SpeakLowといえば必ずこのCDが紹介されているので、早速入手してみました。イントロ・テーマ前半はラテン風?でBメロとアドリブは4ビートというグリーンドルフィンと良く似たリズム構成で演奏されています。アドリブ・バッキング(レッドガーランド風)ともにビバップのお手本という感じの演奏です。このCDは他にもLeftAloneやGreenDolphinStreetなんかのスタンダードも収録されていているので演奏の参考になりそうです。

暫く忙しくてレッスンもお休みになっていましたが、そろそろ再開しようかと思い、選曲のために久々にCDを借りてきました。

決定版ジャズスタンダード(KING RECORD)

アノトリオ〜コンボで演奏された11曲の有名なジャズスタンダード曲をが収録されています。実は既に曲の半分位は持っていたのですが、デューク・ジョーダンの「危険な関係のブルース(No Problem)」を聞きたくて借りました。デューク・ジョーダンってなんとなくお手本になりそうなプレイなので、2枚程CDを借りた事があるのですが、どうもいまいち好きになれなくてあまり聞いていません。多分私はどちらかというとアップテンポ・メジャーの熱めの演奏が曲が好きなので、選曲があわないんだと思いますが、こういうのも聞くタイミングとか状態とかでまた変わったりするので、暫くおいてから聞いてみようと思います(それにしても邦題の「危険な関係のブルース」は映画のタイトルとはいえどうかな・・全然ブルースじゃないし・・┐('〜`;)┌)。次回のレッスン曲は、同じアルバムに収録されていた「Speak Low」にします。この曲は以前からエディヒギンズ版の演奏が好きで良く聞いていて一度挑戦してみたいと思っていました。アップッテンポでクールなメロディで熱い演奏を目指したいと思います。

最近またちょっとモチベーションがさがってきてレッスンもサボリ気味になってきました。挑戦してみたい曲もいくつかあるのですが、「絶対に弾きたい」というところまでいかず、ピアノの前に座ってもダラダラと市販の楽譜を見ながら弾いているという感じです。こういう時はセッションに行ったりライブを聴きに行ったりしてモチベーションを上げるのが一番だと思うのですが、そういうのも億劫に感じてしまいます。長くやっているとこんな時が時々くるので、無理して練習しようとせずに弾きたくなるまで暫く放っておくことにします。(でも次に弾きたくなった時にはきっと今以上に弾けなくなっていることでしょう・・・(-.-)


オープンボイシングについて

今まで自分がアドリブをする時の左手はクローズボイシング(3,7,9,13)でバッキングをする時は左手クロージングボイシング+右手適当で演奏していました。でもやはり左手をクロージングボイシングのままにすると、音が押し寿司のように詰まってしまってあまり良く響かないので、やはりちゃんとオープンボイシングの練習をしようと思います(モチベーションが上がったらですが・・・^^;)。具体的には左手が2音(3,7)〜3音(1,5b,7)+右手3音(テンション)です。<<右手のテンション>>
M7,M6・・・9th,13th,#11th
m7・・・9th,13th,11th
m7-5・・・(左手にroot,b5thが入るので)7th,3th,11th<<ドミナント7th>>
今までほんと適当にテンションを入れてきたのでとりあえず解決先の
トニックコードに合わせて以下を練習
メジャーコードに解決・・9th,13th
マイナーコードに解決・・-9th,-13th
その他・・9th+-13th,-9th+13th

ハノンは25番。いつもはタのリズムで2拍目と4拍目を強く弾いているのですが、アクセントのない1拍目と3拍目をもう少し弱く弾くように注意されました。今までは強く弾くところだけを注意していたのに、今度はすべての拍で交互に意識しないといけないので、かなりゆっくりでしか弾けませんでした。しばらくはゆっくり確実に指がコントロールできるよう練習するつもりです。

SummerTime

バラードが続いたので今回はちょっと雰囲気を変えて定番のスタンダードを練習しました。キーは青本だとFマイナーですが、今回は良く演奏されるDマイナーです。この曲の場合、DメロディックマイナーかDブルーノートスケールで弾いとけばとりあえずそれらしく聞こえるので弾く音よりも、強弱や曲のニュアンスに専念できるのでありがたいです。で今回は、左手コードのボイシングに4度重ねを使ったのですが、ちょっとクールな印象になってなかなか良かったです。