CD付 初歩から学べる本物の響き 憧れのジャズピアニスト

CD付 初歩から学べる本物の響き 憧れのジャズピアニスト

この本を図書館で借りるのは2回目です。今回、Jazzピアノのレッスンでブルースを演奏することに決めたのですが、ピアノソロでブルースっていうのがピントこなくて「そーいえばこの本にのってったけ?」と思い、急遽予約して借りました。著者の中島久恵さんの本としては、既にモダンジャズピアノレッスン1.2は持っているのですが今回借りたこの「憧れのジャズピアノ」はソロでのアレンジ方法がのっています。ちょうど、ブルースのお手本としてBillie's Bounceが掲載されていたので、この曲をやることにしました。ところで最近の教材的な楽譜ってほとんどお手本CDがついていて本当に便利ですね。今回遣ると決めたこの曲も通勤時に演奏を聞いて鼻歌でメロディとアドリブ部分を歌えるようにしてから実際に練習したらやはり出来上がりが数段早かったです。。本としては、最初にコードの基礎から始まってテンションの押さえ方やらリズムについての説明があり(作者本人がリズムの説明でドゥダとか言ってるのがCDに入ってますが、これは正直暗きもいです・・・(;´Д`))、お手本として「A列車で行こう」を使用しています。この本もソロの第一段階として”スプレッド”と呼ばれる左手ルート+セブンス、右手サード+テンション+メロディが説明されています。イナモリリードシートと同じ。後、Tips的にリハモとしてドミナントモーションを作ったり代理コードに置き換えたりする方法や、セブンスとサードを入れ替えたりする方法も紹介されています(セブンスとサードを入れ替えると左手はルート+1オクターブ上のサードになって一度には押さえられないですが、それは分散して押さえます。ちなみに目安として8小説に3〜4箇所もしくはコード3〜4につき一箇所ぐらい入れると効果大だそーです。ずいぶん具体的に書いてくれていて助かりますね・・)そして最後に課題曲として「A列車で行こう」「Billie's Bounce」「Ruby My Dear」「Someday My Prince Will Come」「Recado」が楽譜付きで紹介されています。どの曲もソロとしてのアレンジ方法が紹介されていてなかなか良いです。特にSomeday My〜とRecadoは今後マスタしたいと思っています。。私は結局この本を買わなかったですが、もし図書館になかったら多分購入したと思います。