憂鬱と官能を教えた学校

憂鬱と官能を教えた学校

11月に図書館で予約していた本がようやく回ってきました。菊地成孔氏による、バークレーメソッドの解説本です。実はまだ第8講義の律動Ⅰまでしか読んでないんですが、既に返却の期日が・・・(-_-;)前回の東京大学アルバート〜どうよう、講義を本にしているので、音源の部分やキーボードで弾いているらしい部分が文字で書いてあるので、そこがちょっと残念ですが分かりやすいのはほんと今までの本の中でもピカイチです。特にこのバークレー理論は既に20世紀の理論だというスタンスをとっていることで、一般的な他の音楽理論書ではそれが絶対のように書いている部分を俯瞰的な立場で見ることができるよになります。後、どこが響いてる響いてないのディソナンスレベル表の部分は、これまで読んだ理論書には出てこなかったので表にまとめてスッキリって感じです。こんな表もちゃんと用意されているんですね。。。後、これは私がある程度既に知識があるからかもしれないですが、バークレーメソッドを紹介する順番がこれまた分かりやすいなと思ったんですが、これって本来の順番もこんな感じなんでしょうか?っていうか、一般の理論書って(といっても、ジャズの理論書ですが)なんで、順番が微妙に入れ替わってたり、説明はぶいたりしてるんでしょうね・・・?いずれにしてもまだ途中までなので、大急ぎで後半部分読みます


で、急いで後半部分読みました(^_^;)
律動の部分はやっぱりというか、仕方ないというか文章のみで理解するのには限界がありました。。後後半で特に役に立ったのはやっぱりモードの概念でしょうか?今まで私が読んでいた本の中では一部の一部しか紹介されていないため、結構ちんぷんかんぷんだったんですが、「あぁ、なるほどそういうことか・・・」と思いました。なんというか考え方のとっかかりができた感じです。まぁ頭で分かるのと実際に演奏するのはまったく別物なのですが・・・(-.-)この本はやっぱり買うべきかどうか本当に迷いますが、後半かなりいっきに読んだので、今日はもうおなかいっぱいです。。